今日は、「55th Anniversary 堀内孝雄 コンサート2026 ~遠くで汽笛を聞きながら~」に足を運ぶ。

プロフィール
待ちに待った堀内孝雄さんのコンサート。
近場で開催されることなど滅多にないので、チケットを手に入れた瞬間から、ずっと心のどこかがそわそわしていた。
会場へは自転車で行く方が早い距離だが、万が一「雨」も心配。
べーやん(堀内孝雄)の歌声を聴く前にずぶ濡れになるのもどうかと思い、今日は電車で向かうことにした。
(実は、電車は乗り換えもあるし、ぐるーっと所沢経由で行くから、待ち時間もあり30分掛かってしまうのだ。)
一本早い電車に乗れたおかげで、13時10分には会場に到着。
青空だね。


開場まで20分ほど、静かに胸の高鳴りを落ち着かせながら待つ。
やがて開場。
席は H列14番。
ステージとの距離感が絶妙で、思わず「これは当たり席だ」と心の中でガッツポーズ。
コンサート名は 「55th Anniversary 堀内孝雄 コンサート2026 ~遠くで汽笛を聞きながら~」。
タイトルに入っている以上、あの名曲は必ず歌われるはずだが、できれば「アリス」時代の曲も聴きたい。
実はそれが密かな本命だったりする(笑)。
やがてブザーが鳴り、緞帳がゆっくりと上がる。
ステージにべーやんが姿を見せた瞬間、会場の空気がふっと変わった。
オープニングは「恋文」だったかな?。
深く染み入る歌声が、いきなり心の奥のスイッチを押してくる。
バンドメンバーの紹介を挟み、続いては「はぐれ刑事」シリーズのメドレー。
「夢の道草」「かくれんぼ」「ふたりで竜馬をやろうじゃないか」。
昭和のドラマの匂いがふわりと立ち上がり、会場の空気が一気に懐かしさで満たされる。
そして待望の「アリス」時代のメドレーへ。
「君のひとみは10000ボルト」から始まり、 「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「冬の稲妻」。
あの頃の空気が、まるでタイムカプセルのようにステージから溢れ出す。
べーやんの声は76歳とは思えないほど力強く、張りがあって、 “あの時代の堀内孝雄”がそのまま目の前に立っているようだった。
最近の災害についての話を挟み、「秋止符」「5年目の手紙」。
そして、べーやんがふと語り始めた。
「お盆の少し前にね、神社で蝉が死んでたんですよ。
それを見た瞬間、
“あぁ、ちんぺい(谷村新司)が帰ってきたんだな”
って思ったんですわ(笑)」
会場が一瞬静まり、次の瞬間どっと笑いが広がる。
べーやんは続けて、
「その蝉をね、持ち帰って庭に置いたんですよ。
なんか、ちんぺいがそこにいるような気がしてね」
と、少し照れたように話す。
その語り口がまた絶妙で、
笑いながらもどこか胸がじんわりする。
べーやんにとって、ちんぺいさんはただの相棒ではなく、
“人生の一部” だったのだと伝わってくる。
さらにアリスのラストコンサートの思い出へと語りが続く。
歌と語りが交互に流れ、まるで一冊の自伝をライブで読んでいるような感覚になる。
衣装替えを終えた後半は、また少し雰囲気が変わった。
「恋唄綴り」「ガキの頃のように」「竹とんぼ」「影法師」。
そして「青二才~わが友よ~」は会場全体での合唱。
声が重なるたびに、べーやんが嬉しそうにしているのが印象的だった。
続いて「愛しき日々」。
ここで、ベーやんもバンドも引き上げ、ステージが暗転。
「え?終わり?タイトル曲は?」 一瞬、会場の空気がざわつく。
まさかの“タイトル詐欺”かと心の中で苦笑したその瞬間――
袖からべーやんが再登場。
そして、あのイントロ。
「遠くで汽笛を聞きながら」
会場の空気が一気にほどけ、拍手が波のように広がった。
歌い終えた瞬間、緞帳がゆっくりと降りていく。
静かな余韻の中で、今日という一日がそっと幕を閉じた。
帰り道、空は晴れていた。

べーやん節は相変わらず健在。
76歳、来月には喜寿とは思えない熱唱ぶりだった。
そういう自分も同年代(笑)。
同じ時代を生きてきた者として、胸の奥がじんわり温かくなる夜だった。
スミマセン!
単なる、歌った曲の紹介となってしまった(笑)。
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