新聞の記事から

海外旅行のお土産と言えば、お菓子やキーホルダー、地酒などを思い浮かべる。
ところが、読売新聞の記事には思わず目を疑うような話が載っていた。
トルコで開かれたNATO首脳会議で、各国首脳に贈られたのは、何と名前入りの回転式拳銃と実弾6発だったという。
トルコにとっては自国の防衛産業をアピールする意味があったのだろう。しかし、日本人の私には、なかなか理解しづらい「お土産」である。
実際、銃規制の厳しい国では持ち帰ることができず、ドイツやオランダの首脳は大使館で保管することになったそうだ。最終的には使用できないよう加工し、博物館へ寄贈するという。
一方、カナダのカーニー首相は、エルドアン大統領にメープルシロップを贈ったという。
「私の贈り物は少し見劣りしたように思う」と冗談交じりに語ったそうだが、何となくほっとする話でもある。
日本なら、お土産に伝統工芸品や万年筆、お菓子などを思い浮かべる。
「贈り物」にも、その国の文化や価値観が映し出されるのだと改めて感じた。
拳銃もメープルシロップも、それぞれの国を象徴する贈り物だったのだろう。
しかし、日本人の私には、甘い香りのするメープルシロップの方が、ずっと心に響く。
贈り物は、できれば人を和ませ、笑顔にするものであってほしい。
そんなことを思いながら、今日はジョン・レノンの「Imagine」を聴いてみたくなった。
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